考える鱒

モラトリアム文系院生のつぶやき

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「強いチームは挨拶ができたり部室がキレイだ」とよく聞くけど、何が言いたいのかわからない。

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カヌー部にいた時に、これに近いフレーズを何回か聞きました。

大会を観戦して下さったOBOGの方から聞きます。

 

「強いチームはちゃんと挨拶をしている」(「強いチームは部室がキレイだ」も)

 

この言葉、事実自体は否定するものではありません。正しいと思います。

推測ですが、これは遠まわしに言いたい事がいくつか考えられます。

①挨拶もできていない→弱いのも当然

②弱い→だけど挨拶ぐらいはしよう

③まず挨拶をしないと、強くならないよ

 

こんなものでしょうか。

どのスポーツでも、こういうのあると思います。強いチームは雰囲気がどうとか、道具を大切に扱っているとか・・・

 

鱒自身はそういうアドバイスを聞いていた時は「はい、その通りです」と思っていましたが、現在は「今思うとこれってよくわかんなくね??」状態です。

 

考察のあと

チームの実力:強いor弱い

挨拶:できているorできていない とすると、

強い+できている と 弱い+できていない に分かれます。

ここはおっしゃられる通りで、間違いないとして進めます。

しかし、強い+できている はあくまで相関関係です。

A:強くなったら挨拶ができるか?

B:挨拶ができたら強くなるか?

以上のことは未知数です。(因果関係の方向がわからない)

もしかしたら、たまたま見ている強いチームが挨拶ができているだけで、因果関係はない場合もあるかもしれません。

ここで推測される意味をとらえると、

①挨拶もできていない→弱いのも当然:事実確認。その通りです。

②弱い→だけど挨拶ぐらいはしよう:Bであれば論理的、Aであれば非論理的

③まず挨拶をしないと、強くならないよ:Bであれば論理的、Aであれば非論理的

 

そもそもどうして強いチームは挨拶ができていたり、部室がキレイだったりするのでしょうか?(因果関係の考察)

A:強くなったら挨拶ができるか?説

→容易に考えられます。強くなると知名度も上がるし、応援される人も増えるのではないでしょうか。また(相対的に)強いとも自分で感じるので自信がある・余裕ができる・当事者意識が増す等の理由で、強いチームは挨拶ができるのではないでしょうか。

B:挨拶ができたら強くなるか?説

→確かに挨拶をしたりすると、元気を感じます。元気あふれるチームは勢いに乗って強くなるかもしれません。

しかし、それを考慮しても精神的要素だけで強いチームになれるとは考えにくいです。

つまり、BよりかはAが有力なのではないでしょうか。

そうすると、②③は非論理的で、①は現実をたたいた(弱いということを言いたい)ということになるのではないでしょうか。事実関係を述べたのもアドバイスですが、じゃあどうすればいいのか?が不明瞭です。

挨拶したり部室がキレイになったら強くなるのであればどこもやっているはずです。

つまりこのアドバイスは意味わからないどころか、むしろ聞き手が②③のようにとらえてまずは挨拶すればいいみたいな風にとらえられるのでは?

以上考察終わり

 

自分も挨拶がなっていないと怒られた経験があるからわかるのですが、「挨拶をする」ってメンタル的要素が大きいのかなと思います。自分に自信がないからとか、挨拶返されなかったらどうしようとかなんかそういうマイナス方向に考えるからできないのではないでしょうか。弱いと自然と元気もなくなっていきます。

それを、上から組織的に「弱くてもとにかくやれ」と言ってもなかなか心から挨拶できないのではないでしょうか。

弱くても挨拶ぐらいしろ、元気よくしろ、とは外から見たら確かにそう思いますが、そのためには強くなって自信をつけることが一番ではないでしょうか。

(鱒は「自信がある・意識が高いから強くなる」派ではなく「強いからこそ自信がつく・意識が高くなる」派の考えです。環境が意識を規定する説です。)

なので、強いチームにしていく。このシンプルに目標でやっていきます。