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考える鱒

モラトリアム文系院生のつぶやき

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読書めも:諦める力

読書メモ

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『諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』

☆読むようになった経緯

これまでインターンや課外活動、フィリピン調査、中国農業など色んなことに手を出してきたのですが、今年になって就活辞めてインターン辞めてバイト辞めて、「選択と集中」を意識して生きていました。そんな自分をある意味合理化するためにタイトルに興味を持ってアマゾンでポチりました。

 

☆著者について

・陸上ハードルの人、世界選手権でメダル取ったこともあるらしいです。大阪民からしたら、大阪陸上の時に散々メディアに期待されながら結果を出せなかった方が印象には強いです。

・引退した後、よく知りませんが講演とかやってるみたいです。自分はNHKの『NEWS WEB』が好きだったんですけど、そこのコメンテーターやってましたね。

 

☆読んでみて

・ハードルに転向した経緯などは初めて知りました。

・「確かに本音はそうだけど、今の日本でそれ言っちゃ批判されるだろ」みたいなことを本音で述べていたので面白かったです。おおむね意見に共感できましたし。

「勝ちやすい」ところを見極める

応援してくれる人が責任を取ってくれるわけではない

「夢がかなう」人はごく一握り

この辺は特に、納得。

・「努力する→勝つ」は必要条件であり、十分条件ではない、という解釈です。不必要でもありません。

 

☆思ったこと

・他人の言葉や考えに変に惑わされず、確固たる自分を築くことが大事(いい意味で気にしない)

・ほんとルサンチマンきらい。著者と同じこと思っていました。

・「才能は関係ない、努力こそが大事」という風潮があるから、うまくいかない人は「諦めるな、努力が足りないだけだから」と言われ諦められず、「自分には努力が足りない」と自分を責めることになって潰れていくのはもったいないですよね。電通の件もそうですが。

・「才能ではなく努力こそが大事」であれば、「努力さえすれば何でもできる」ということも言えるのですが、「努力し続けられること」「努力を努力を思わずに楽しめること」でさえ、一種の才能なんですよね。(今話題のGRITも然り)

・じゃあ初めから取捨選択して「勝てる」フィールドで極めろよという話なんですが、それを知るために色々なことに挑戦してみる価値はあるんじゃないかなぁと思いました。

・この本読んでから、意識的に敢えて「逃げる」という言葉を使えるようになりました。恥ずかしくなくなり、堂々と言えるようになりました。