さかなとかえる

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自虐ネタを入れてしまう言い訳

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自虐をよく好むというか、話す頻度が高いらしい。

なんとなく、自分でもわかる。

 

自虐ネタは状況によっては一笑い起こすことができるものの、

失敗するとなんとも言えない空気になる。

あっ、、、みたいな。

ポケモンの技でいうとぜったいれいど。当たれば一撃必殺、外れれば気まずくなる(まさに絶対零度のように場が凍る)みたいな。

 

あまり好かれない自虐ネタだけども、無意識か意識かはわかりませんが自虐してしまう人の言い分だってある。

もちろん、会話内での相手のニーズに沿ったかどうかがコミュニケーションでは重要であって、自分が言いたいから、というのは一方的なコミュニケーションの押し付けになる。これは自虐ネタじゃなくて自慢ネタでも自慢でも自虐でもないネタでもなんでも同じなんだけども。

 

自虐ネタを入れてしまう言い訳としては、2つ。

・尊敬、すごいと思う人を奉るため

→奉るなんて始めてパソコンで打ったかもしれない。

会話している人全体で共通するすごい人をあがめる時、相対的に自分が下になるので自虐になってしまう。タチの悪い謙譲だねほんとに。

古文の世界なら奉るのは天皇ほぼ一択だけど、現代なら身近な教授、同期、先輩、上司、あるいはマルクス坂本龍馬ザッカーバーグ大谷翔平ソフトバンクのお父さんなど、、、

会話の中で共通ですごいという人はそれぞれだけど、「それに比べたら自分はゴミだわ、今Lv.2でたいあたりしか覚えてないわ」みたいな感じになっちゃう。すごい人と比べると全然大したことない。そうでなくても全然大したことないのに。

無意識?に言っちゃってる部分がある。

 

・客観的視点から物事を見ると、相対的に自分の立ち位置が下にいたから

若干上とかぶるんだけど、自分云々関係なしに、客観的な視点での意見や指摘をよく話したりするんだ。

例えば、自分の今いる組織で「もっとこうした方がいい」というのを、自分の感情ややりたいこと抜きにして分析する。

ある程度客観的にとらえるのが自分は得意な方だとも思ってる。

例えば、「自分は組織の中で老害になりつつあるので他の人にもっとリソース割いた方がいい」みたいに、自分のいるコミュニティ内で自分という1プレイヤーも客観的視点で見る。実際自分は最近これを上司に言いました。反応は察して下さい笑

そうしたら、「老害」のように自分に足りない・悪い部分も言うため、自虐に聞こえてしまう。いやまぁ自虐か。

上記の話を組織内の後輩が聞いたら、「いやいや、先輩そんなこと言わずに来てくださいよ」と言われるところまでは読めた。もはや一種の様式美とさえいえる。

もちろんそんなこと言われたいのではなくて、むしろ逆で。客観的に考えて自分が首を突っ込まない方がいいと思ったら突っ込まないし、このタイミングでは自分が無理しても頑張るべきだと分析したら無理して頑張る。そこには自分の意志とか、やりたいことなんて関係ないとも思っている。

自分のことより、組織等に属している義務感で動く人間なので。

自分は意志が薄いという理由でロボットとか言われたことあるんだけど、そういう人なんです。いつかAIに人格を乗っ取られるかもしれない。

自分の立ち位置も踏まえて、組織や社会をとらえることは大事だと思うし、どうなんでしょうか。言い方が悪いのかな。

 

っていう感じで、こちらは

・わざと自分を低くみたててフォローがほしい

・先に低くみたててこれ以上傷つけられたくない

みたいな面倒くさい理由で自虐ネタを言っていうわけじゃないってことが言いたかった。

けども、コミュニケーションは受け手主体なのでそう思われる、メンヘラみたいに思われることもあるんだろうなぁとも感じる。こちらからすれば勘違い。

自虐ネタを言う一歩手前に、聞き手がちゃんと自虐ネタ処理できるのかをもう一度確認した方がいい、絶対。ぜったいれいどを打つ時は相手がこおりタイプかどうか(こおりタイプには効果がない)見極めるだろ?それと同じだ。(まぁ嫁ポケのグレイシアはこおりタイプなのにぜったいれいど覚えないけど)

 

Fin.