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考える鱒

モラトリアム文系院生のつぶやき

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ダントツにすごい人

読書メモ

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今回読んだ本。

LINE元社長で、C CHANNELを起業した森川さんの本。

森川さん著で自分が大好きな『シンプルに考える』は下記リンクを。

jmath.hatenablog.com

 

 森川さんとは基本的スタンスがかなり近くて。

今回はいろんな分野の「ダントツにすごい」人との対談もあって、購入。

 

読んだら、やっぱり考えが近くて面白かった。

モチベーションややる気云々言っているのはプロ失格

ビジョンなんていらない

上司の顔色を窺って仕事をするのではなく、ユーザーを見る

 超一流の人を日本からたくさん出してイノベーションを出すべきだという内容だった。

割と大企業時代、上司との対立とかの部分が面白かった。こんな感じで仕事しているのか~と。

 

ただ、自分に合わないのもあって。

それが「信念を持つこと」。信念なんてないのだ。

森川さんの根底の考えは、「日本をよくしたい」「日本を元気にしたい」とのこと。

確かに、とも思うけど、自分にはそういう他者貢献意識が全くない。

 

なんで日本か?

なんでよくする必要があるのか?

とか、そういう概念的なものをどうしても考えてしまい、信念がないんだな。

 

本でも「常識を疑う力」みたいなものの重要性はあったものの。そこは難しい。

勉強してきた社会学自体が「常識の世の中を疑い、社会を見つめなおす」学問ということもあるし、メタ認知的な分野がゼミで飛び交っていたのもあるんだけど。

常識を疑う力だけは相対的に高い自信がある。

 

「後悔して死にたくない」というのもあり、「人生1度きりだから自分の人生を生きよう」というのも、この本だけではなくていろんな人が言っているけどそれも理解できない、疑ってしまう。

 

どうせ死ぬんだから、後悔しようがどっちでもよくない?

人生1度きりだから、後悔して死ぬのも悪くないんじゃないか?

もともと生きるのに意味なんてないから、どっちでもよくない?

っていう疑いを持つと、もう信念とか作れない。

価値観の問題なんだろうけど。価値観を確立させて疑わない人がある意味うらやましい。

考えを収束できないんだよな、なんか。

 

そういう意味では森川さんは「日本」というアイデンティティがあるし、割とビジネスにおいても国vs国のナショナリズム観が強い。

そして「こうすべき、そのためにこうしたい」という本質主義的。

自分は究極の実力主義だし、構築主義だからそういう根底は違うんだろうな、というのは新たな発見だった。

 

別に日本人だから日本を応援・支援しないといけないことなんてないし、これから国家とか国境とかはどんどん曖昧になっていくんじゃないかと予想している。

グローバリゼーションで、国籍とか関係なく価値を出せる人材こそが重宝される。

そういう意味では、自分だって日本とか海外とか関係なしに「ダントツにすごい人」になりたいなぁ。

 

遠回りになったけど、勉強になった。