考える鱒

文系院生がITベンチャーに迷い込んだブログ

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身勝手な結界

「自分の好きなように生きる。わからない人はわからなくていい。」

よくこういう人がいる。

こういうチームがいる。

こういう会社がいる。

こういう町がある。

こういう国がある。

 

それを、結界を張るという表現を見たのが面白かった。

結界か。

 

結界を張る側と張られる側しかいない。

強いから結界を張るパターンと、弱いから結界を張るパターンがある。

あとは、どちらでもなく、結界を張るパターン。

 

強いから結界を張るパターンは、わかりやすい。

古くは植民地・連合国だったり、ブロック経済だったり。

今だとサンディ・スプリングとかか。本当に壁があるらしい。

企業のカルテルとか、なんでもある。

 

強者の理論はただ1つ。弱者に分配するのが嫌。強者だけで豊かになりたい。

強者になれたのは、自分たちが頑張ったからだという主張。

いや、間違いではないんだけど。

 

弱いから結界を張るパターンは、どうだろうか。

マクロなものだと北朝鮮やIS。

労働組合とかもそうか。

あとは、貧困層

 

スラムに住む人とか、ホームレスとか。

仕事もせず路上で歌っている人の研究をしていたけど、そういう人たちもこっち。

 

弱者は不満と、自己合理化のはざまで生きている。

 

コミュニティを作るというか、作れずに1人で結界を張っているのが、最後のパターンか。

引きこもりとか不登校とか。

 

強者は、弱者を搾取しているから成り立つ。

搾取というか、利用というか、上手に協力するとか、言葉はあるんだろうけど。

 

定時で帰れているのは底辺が逆算して下で仕事をしているからだし、夜中にコンビニが開いているのは誰かが働いているからだし、ゴミを置いておけば勝手になくなっているのは誰かが働いているからだし、風俗があるのは誰かg(ry

 

逆に言うと、弱者の人たちは強者がいないと生きていけないのかもしれない。

夜中のコンビニという仕事がないと明日も満足に生きれない人がいるかもしれない。

 

だから、結界というかコミュニティが分断されるのは百歩譲っていいとして、

互いに排除しあうことはよくない。

強者が無理矢理弱者を排除したところで、本質的な改善にはならない。

 

ISをつぶしたところで、別のISが現れるだけ。

なぜ北朝鮮がミサイルをとばすかって、それしか対抗できるものがないから。

資本を搾取されて、貧しいからミサイルを作っている国のおかげで、他の国が多少は裕福になっている。

 

サンディ・スプリングの周りは、富裕層が抜けて税収がなくなり治安が一気に悪くなったそうで。

本当の結界を張ったら、結界の外には出れなくなった。

その結界の外すら、排除しようとする思考だろうけど。

 

「結界なんて張らずに仲良くしようよ」という声は、結界を張っている人に響く可能性が低い。

囚人のジレンマ的に、結界を張っていたほうがマシになる。

 

こうして、また新たな結界が生まれる。

 

結界は、自分の都合のいいところは通して、都合の悪いものはフィルタリングするものかもしれない。結界を張っている人はそれに気づいていないのだろうけど。

多分、自分自身も結界を勝手に張って、都合の悪いことを遮っている。

何を遮っているのかは、理解していない部分もあるだろう。

それを作っているのは、本能なのか、なんなのか。

 

そして、多分これを乗り越えるのがマルクス主義なんだろう。

こうして、無意識やマルクスってなんだろうって考えるループに陥るのである。

 

嫌いじゃない。