さかなとかえる

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恋愛マーケット考察

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恋愛市場は存在する。経済市場のように。

 

たまに、「市場とか、合理的に考えるのってさびしい」とか、「感情として恋愛するもの」と言う人がいる。

もちろん感情的な要素もなくはないだろうが、経済性・市場性でしかない。

恋愛のマーケット。

 

そもそも、「恋愛することが合理的」と考えている人だけがマーケットに参入する。そのことに気づいている人と気づいていない人がいるだろうが。

「独り身だと寂しい」というのは、「自分1人で時間を過ごすよりパートナーと時間を過ごしたほうが最適・幸せだ」という一種の合理性になる。

 

なので、たいていは経済学と同じ理屈が当てはまる。

需要と供給。

サンクコスト。

 

大事なのは、

・市場価値をあげること

・自分の市場価値を見極め、最適な戦い方をする

この2つでしかない。

ビジネスの戦略と同じである。

 

市場価値をあげることは、本当に市場価値をあげるだけではなく「市場価値が高いように見せる」ことでもある。営業と似ている。

例えば商品の例だと、海外に比べて日本はスマホバイスiOS(iPhone)の割合が謎に多いが、それはAppleマーケティングでいいものと思わせているからだ。

それと、「みんなiPhone持っている=みんな使っているからきっといいもの」という錯覚もある。特に日本人は周囲を気にする傾向が高い。

 

本当に市場価値が高いかどうかと同じぐらい、高く見せるかは大事になる。

 

昔出会い系アプリをいくつか使用していたが、あれはイノベーションと思う。

自分の恋愛市場での価値が可視化されるからだ。

自分の市場価値に見合った女性としかマッチングしない。またその中でも、若い女の人ほど雑に扱ってくる。市場価値恐ろしい。

恋愛マーケットは、普通の商品よりも人気が集中する傾向にあると思う。勝ち組女性・勝ち組男性によるカルテルな市場。

 

恋愛マーケットで勝ちたいのなら、PDCAを早く回して、自分という名のプロダクトを改善していく(=市場価値をあげる)。そして自分の市場価値に見合った戦略・セグメントを考え、ブルーオーシャンを見つけて勝ち組になる。

 

自分にとっての恋愛マーケット参入の目的は何か?KPIは何か?さえ人によって異なる。異性のKPIは顧客ニーズと同等であり、KPIの違いも、人それぞれのプロダクトに現れる。

 

恋愛を突き詰めて考えていくほど、非合理性に見せかけた合理性が増していく。それはビジネスを考えることであり、人生や世の中を考えることに共通すると思う。