さかなとかえる

徒然なるままに

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眠らない町レポート

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眠らない町に住んでいる。

 

そういう自覚はあったものの、実態は知らなかった。

というか、今でも全貌は知らないし、おそらく全貌を知っている人は誰もいない。

 

先日、少しだけ夜の世界にお邪魔してきた。

月1でサシで飲んでいる超優秀な同期と、朝まで。

 

 

①居酒屋(20時~)

謎に大阪っぽいところをチョイス。

安い方か。

ただ椅子とかは大雑把で、相席もざら。

店の作り方からして適当。

バイトと思われる店員さんは美人が多いらしい。

個人的には前髪パッツンツインテールのお姉さんがタイプだったので

そのお姉さんが通る時だけ注文を呼び掛けていた。

同期は好みではなかったらしい。どうでもいいか。

周りはサラリーマンや大学生が多かった。

 

②居酒屋(22時~)

鶏料理系のおしゃれなところ。

カウンターが10席前後ぐらいの、こじんまりした感じ。

鶏の刺身を食べるも、焼き鳥系を全く注文しなかった変な客になってた。

めちゃくちゃおいしかった。

ただバイトさんが接客慣れていないのか、たどたどしかった。

厨房?のお兄さん頼みだった感は否めない。

 

③バー(24時~)

おごるからと言われて、いわゆるガールズバーというやつに連れてかれた。

新規店開拓で、安いところをチョイス。

入口にいかつそうなおっちゃんが立っていた。店のオーナーっぽい。

ここも10席ぐらいのところ、同期曰く「ガールズバーっぽくないお店」らしい。

自分たちに担当が2人ついて、15分~20分で1人が入れ替わる方式。

時間が短い!って文句言ってた。

自分はよくわからなかったが。

 

出身地の話とか、まぁよくある話として準備しているんだろうなぁとか思っていた。

仕事の話になって、

「何時から出社なんですか?」「9時です」「早すぎ」「ウチ起きれないわ~」

「じゃあ何時間寝てるんですか?」「だいたい6時間ですかね」「え~やっぱ昼間働くの無理だわ、10時間は寝ないとやっていけない」

割とギャップ。こういうところだとこういう印象なのか。

あとは珍しく黒髪で真面目そうな子が1人だけいるなと思ったら、ただいま就活生で第一志望第二志望が今度最終面接なんですみたいなこと言ってた。

なるほど、そういう世界なのね。

ここは2セットで解散。最後の女の子の外れっぷりが半端じゃなかった。

慣れない自分は終始敬語を使っていた。真面目かよ。ここは反省点。

あとはオーナーさんが、カラオケの時にノリノリで手拍子していたのが忘れられない。見た目によらず、超いい人そうだった。

 

④ご飯屋(25時半~)

昼間は人多すぎるところが、この時間だと少なく見えて涼しく感じる。

それでも多いのだけど。

同期が移動中に知らん人とハイタッチを求める謎の行動に走っていたので、とりあえずご飯食べて落ち着かせることに。

4人ぐらいとはハイタッチできてた気がする。よくわからないノリだ。

中華そば食べて、今後の方針をディスカッションして店を出た。

 

⑤クラブ(26時半~)

風俗系の勧誘に会いながら、ホテルをいくつも見ながらクラブに到着。

化粧濃いオバサンに「かわいい子いっぱいいますよ~」って言われることほど信憑性のないものもないでしょう。

なんだかんだ人がそれなりに歩いているし、まず道が明るい。

クラブの入り口にはガードマン?として体の大きい外国人がいた。

そこでボディーチェック・荷物チェック・身分証チェック。

案外セキュリティしっかりしてるんやなぁっていうのを知った。ビックリ。

クラブは思ったより狭かった。

DJを中心に盛り上がっていて、あぁこれがクラブなのか。という感じ。

仕事帰りだった自分だけスーツっていうぐらいのレベルだった。同期はエンジニアなので私服だし。

ここは外国人もめちゃくちゃ多かった。黒人系とか。

入場料でドリンクチケット込みだったので、モヒート飲みながら踊っていた。

仕事用の荷物が邪魔だった。この辺は反省。

思ったより女性も多くて、外国人が女性をナンパしていた。けどダメそうだった。

適当なタイミングで外に出た。

 

⑥ご飯屋(28時~)

24時間やっている中華料理屋へ。

客は3~4組いて、まぁだいたい寝ていた。

ここで4杯チケットでお得なセット?を頼んで、2人でサワーなど4杯飲んだ。

朝まででどんだけ飲んだのかもはやわからん。

エビチャーハンも注文したのだけど、量が多くて薄味だったので地味にしんどかった。

始発待ちとかでは確かに使える店かもしれないと思った。

これにて終了。移動中に、他のクラブから人がゾロゾロ出てきた。こわい。

なんか知らない人同士で「お疲れ様でした!」って言って盛り上がっているし。

 

こうして明るくなり、会社に戻り寝たのでした。なお起きたら仕事。

なんか夜遊ぶことに人生かけてるみたいな人の気持ちがちょっとわかったかもしれない。ちょっとだけ。

奴らは楽しむ方も楽しませる方も、普通に全然自分より経済を回しているし、人生を楽しんでいる気がする。

 

なるほどなぁ。わかりあえるのかもしれないと思った。