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ソシャゲ「日本」についての変遷

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ソシャゲ「日本」についての変遷

ver.1.x(縄文~弥生)

初期は狩りをしていくゲームだった。モンハンみたいなアクションゲーム。

というか狩りをしないとゲームオーバーになる仕様。シンプル。

米を作ったり土器を作るモードが途中で実装され、ゲームオーバー率が減少。

その結果ダウンロード数が増加し、新規ユーザーを囲めた。

土器の模様は環境の流行りがあり、実装初期から変化していった。

 

ver2.x(飛鳥時代)

ゲームのサーバーが奈良付近で、何度も場所が変化していった。

お寺や大仏を拝む機能ができた。御朱印ガールの発端かもしれないし、そうでもないかもしれない。

 

ver.3.x(平安時代)

ウグイスが鳴いたタイミングで運営が大幅なアップデートを実施。

ひらがな・カタカナでのコミュニケーションの実装によりUXが大幅に改善。

またゲーム内で和歌や物語が流行。

ユーザーのプレイ層の二極化・階層化が進む。ガチ勢とエンジョイ勢といったところか。

 

ver.4.x(鎌倉時代)

ver.3後期の過度なMMOイベントによって環境が大きく変化、それに応じてver.4へアップデートされた。

中国ストアのソシャゲからサイバー攻撃をしかけられゲーム存続の危機にあったが、なんとか撃退。

またエンジョイ勢にも、ゲーム内で使える通貨が浸透。これにより米などの農作物だけでなく、通貨を用いてショップが利用できるようになった。

 

ver.5.x(室町時代)

サーバーの移行作業の際に、サーバーが分裂したがやがて統一された。

中国ストアのゲームとのコラボを実施。コラボ限定のアイテムが流通した。

ver.5後期には重課金勢の中で対立が起こり、大規模MMOゲームと化した。

インフレ化についていけなくなったユーザーもいたが、課金勢での盛り上がりは本ゲーム上一番かもしれない。

 

ver.6.x(江戸時代)

サーバーが東京へ移行。

この時代にソシャゲのUU数で世界1位争いを繰り広げるほどの大規模なゲームに成長した。

階級・役割の固定化に伴い、初めについた職業や階級をロックされる仕様へ。

プレイ初期の階級により、プレイするゲームのジャンルが違うんじゃないかと思うぐらい多様性が生まれた。

歌舞伎や浮世絵といった機能も充実した。目安箱という、運営がちゃんと見てくれるレビュー機能も実装。

何度か自然のせいでサーバーが落ちた影響に伴いUU数が激減したり、無課金・微課金層による救済レビューをストアに書きまくる運動がありストアのレーティングが下がることも起こったが、大型アップデートなく非常に長い期間このver.6は遊ばれた。

 

ver.7.x(明治時代)

海外ストアの超大型ゲームを知り、このままでは本ゲーム存続の危機だと感じた重課金ユーザーが有志で連合を組み、ゲームの運営に携わるようになった。

運営に携わることになった重課金ユーザーたちは「よりユーザーが遊べるゲームを」と、ユーザー目線でのシステムアップデートを多数行い世界でのセルラン1位を目指した。

学習でき知能を高められるダンジョンが一般ユーザーにも設置されたり、ゲーム自体の利用規約を改正したりした。

また、海外ストアとのコラボイベントとしてゲームvsゲームという大規模MMOを実施するなどして盛り上がった。1度目は中国ストアのゲームと、2度目はロシアストアのゲームとコラボを行い、本ゲームは2度とも勝利をした。

 

ver.7.x(大正時代)

この頃、世界的にゲームvsゲームの大規模MMOが流行る。より優秀なゲームを決め、争うようになった。

海外ストアのアイテムが浸透し、服や食べ物は従来のverとかなり変化した。

また女性キャラは男性キャラよりも従来からかなり機能が制限されていたが、それに対する救済レビュー運動が女性ユーザーの間で増した。

ver.7時代は非常に短かった。

 

ver.8.x(昭和時代)

海外ストアを筆頭に、ユーザーの課金額が激減し運営の危機に陥る。

イギリスを筆頭とした海外の大型ゲームは他国のストアに展開する海外展開を進めた。

売上的に苦しんだ運営は、ドイツやイタリアのゲームとタッグを組み他国のゲームにMMOを挑むが敗戦する。これ以後、本ゲームではゲーム間のMMOをしていない。

ゲーム自体は存続したが、UU数・セールスともにランキングから姿を消すことになる。

ここのアップデートで、多くのユーザーは互換が切れてしまった。

その後はユーザーファーストな運営を心掛けたアップデートを何度も実施。

その結果、UU数が増加しセルラン世界2位まで躍進。

海外ストアのゲームで流行っていた要素を次々と導入し、UX/UIが改善。

 

ver.9.x(平成時代)

海外ストアのゲームとのフレンド機能やチャット機能が一般実装。

このこともあり、MMO要素は廃れ、個人間・PVP的要素が多く現在では楽しまれている。

UU数は毎年減少、セルランは伸び悩んでいる。流行りが終わったソシャゲといったところか。

ユーザーの高齢化やゲーム内の格差が問題になっている。

ただ課金者があまり得をしない施策を打つと、海外のゲームに移ってしまうため運営は日々苦労している。

先は明るくないが、そもそもゲームの目的はユーザーによって違うのでどうしようといったところか。

今度、近いうちにver.10.0への大型アップデートが予定されている。