ズバリ、就活相談に乗っていてお話した就活生を、TEMという分析手法を用いて分析するのが面白そうだと思う。
TEMとは、Trajectory Equifinality Modelの略であり、日本語だと複線径路等至性モデルとなる。どういうこっちゃ。
TEMを知ったのは、大学院の同期が論文を書くのに分析手法として使っていて、興味を持ったからだ。
臨床心理学っぽい。でもどこ発祥の学問かわからん。
TEM自身は、インタビュー調査を代表とする質的研究の分析方法である。人の過去の経験を道筋を作って図にしていくそう。
こういうのの何がいいかって、可視化されることだ。ビジネスでもよくあるよね、見える化って。絶対可視化って言った方がかっこいいと思う。
例えば、この記事を書くまでのプロセスはこんな感じになる。厳密にいえば、「ブログをしているか/していないか」など、もっと細かいんだろうけど割愛で。
青の実線が実際の行動。オレンジの点線が仮想。仮想というか、実際に起きなかったことも図にするのが新鮮。ロープレみたいだね。
人生は選択の連続ってどこかの偉い人が言ってたけど、まぁその連続を見てみようということ。
この分岐、選択や収束において、どの要素が大きく関わっているか?を見る手法のようだ。勉強不足で申し訳ない、誤解があればご指摘を。
自分1人の図を見るのもいいけど、同じような状況の人数分の質的調査も照らし合わせて、重ねて共通の部分を見つけていくのがベター。
因果関係だったり、どの要素が影響しているのか?を知ることができる。
何か図にするとカッコいいし、今だと就活生とよく話すからそれでやりたいなぁと。
就活というか、就活を通して就活生が「将来どうなりたいのか」とか、過去にどういう経験をしてきたのかみたいなのに関心がある。
とにかく起業したい学生とか、ひたすらバイトしてきた学生とか。
かたや学歴コンプレックスなんてのはもちろん、末っ子コンプレックスとか留年コンプレックスとかの話は聞いてきた。
地元志向からグローバル志向まで。
イケイケ就活生もいれば病み気味就活生もいた。
なんかその辺の情報は豊富にあるので、個人的好奇心でやれたら楽しそう。
というか、なんか頭ではなんとなくわかるんだけど。
それを整理したいなぁという感じ。
それでまとめてちゃんとした文章にしたら、新卒採用している企業に高く売れるかもしれない。
むしろ人材企業が研究として自社データを使って考察して欲しさがある。