今朝、大学広報の活動で駆り出されてきました。
地元の高校生40人ほど?+PTAの方々を連れて、大学を散策するツアーを行うために。
今日の私の担当はメインガイドではなく、サブ。後ろからフォローしたり、カメラしたりする下っ端でした。
駅に着いた時から暑い・・・と思いつつ、大学に到着。うちわを忘れて後悔。ツアーはとても歩くのでとても暑いし、カメラと荷物あるので体にも負担が・・・
ツアー案内の後、高校生3人と私たち大学生3人で食堂でご飯食べて話しました。(女子高生が可愛かったww)
今日のことはいろいろ思うことはあるけど、高校生・高校全般の話に焦点を当ててみます。
①高校生の課題感
②高校生の生活過程分析
③高校生の社会意識分析
・・・マルクスっぽくなってしまいました。
(写真のような女子高生ではなかったですが、あまりにも暑かったのでアイスおごりました)
①高校生の課題感
→これがよくわからないまま企画をしてしまったので、知りたかった。
なぜかというと、今回は自分たちが考えたというより、上の方で決まったので。
高校のPTAが頑張っていたらしいぐらいで。
彼らは何を得たいと思って来たのか?これがあいまいだった。
事前に予想していたのは、
・大学に興味があるから来てみる
・大学生と話したい、なかでも大学生活のことを聞きたい
・大学生と話したい、なかでも受験のことを聞きたい
・大学に来て、かっこいい建物を見て受験のモチベーションを上げたい
→なんかこの辺が明確になったら、互いによりよいものになるなぁと思った。
大学生と話したい感じの高校生は、ほんのわずかに見えた。
ただ「話したいけど話せない」人がどれだけいるのかがわからない。
そんな人がいるのなら、もっと話せる企画にしたいけど、どうしようか。
②高校生の生活過程分析
→企画とはそれることになるが。今回は上位層の高校。
・受験生は夏休みも勉強、ただどこでどう勉強しようかって考えていた
・受験もありポケモンGOしている場合じゃなかった(ご飯食べた学生スタッフ3人ともレベル10超えててなんか申し訳なかったww)
→「受験して、いい大学に行け」「SNSは禁止」など、結構上(学校/親)からの価値観を押し付けられているような印象を受けた。ただ本人たちはそれを納得して受け入れている感じがした。「遊びたいけど、仕方ない」。
③高校生の社会意識分析
→とにかく、高校生の印象は「おとなしい」であった。
ガイドの質問には真面目に答えるし、基本余計なしゃべりもしない(緊張しているのもあったが)。建物とか見て写真撮るんじゃないかな、と思ったら誰も撮らない。かと思ったら「撮っていいですよ」とか言うとみんな一斉に取る。ルートを逸れない。周りに合わせる。感想や印象を聞いても「まぁどうせガイドさんはこんな答えを待っているんだろ」というかのような褒める答え。(これでは本当の感想が聞けないのでなかなか困る)
集団行動意識の塊だった。まぁ自分が高校生の時もそんな感じだったなぁ。
高校生だと自主的に何かする機会がまぁ、ない。むしろ先生などが率いて、集団の一員としてついていく、マナーを守る。その意識しかないのでは。「集団から逸れている自分」を他人に認識されるのが嫌って感じを受けた。それはほとんどの場合自意識過剰なんだろうけど。優秀な高校だからまぁそうなるんかなぁ。
なんかここに何かしら社会にとっての課題感があるよね、と再認識した。
人の行動を見たり、実際に話したりして分析するのが楽しいです。もう3年研究しているもので。今日のことはとりあえずいい経験にこれからしていきます。