さかなとかえる

徒然なるままに

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生きるための武器として、オプションとして

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素直に刺さった。

 

色々あるのだけど。

 世の中の常識が「天動説」から「地動説」へとパラダイムシフトしたのは、ガリレオ・ガリレイをはじめとする科学者たちが地動説の正しさを証明したからではない。天動説を信じる人がほとんど死に絶え、地動説を信じる人たちへと世代交代したからだったのだ。

ここは、素直に知らなかった。

これは深いなと思っており、「科学的に」正しいかはともかくとして、

「人の感情や認識として」正しく受け入れられなければ、

「科学的に」正しいものも正しくなくなる。

 

インターネットしかり、

今後のドローンやブロックチェーンなども、こうなるときが来るのだろう。

遺伝子組み換えもそうかもしれないし、原発はあれだな、

年金だって、もらえないと思う人へ世代交代するかもしれない。

 

信じない時代は、科学的なものとは無関係に信じられないし、

受け入れられない。

 

そういう意味で、自分たちの生きている時代や価値観に必ず左右されている。

 

 企業で働く人は、まず、「自分がいる会社を時代の変化に即して変えていくこと」に努力すべきだと思う。

「会社ではなく、市場に評価される人材を目指せ」といった考え方も最近多いようだが、そもそも、企業自身が市場から評価されようと懸命に努力しているのだ。ならば、「市場からの評価」というリスクは会社にとらせ、自分は社内という狭い世界で評価されることを目指し、イニシアティブをとって会社の変化を主導する。そのほうが、一般の労働市場に打って出ていくよりも、個人にとってのリスクははるかに小さいはずだ。

 先程、「新しい仕組みを考えた企業が古い大企業に置き換わる」ということを言ったが、既存の企業の中で新しい担い手が新しい仕組みを立ち上げてもよいのである。多数のホワイトカラーにとっては、この方策を狙うのが最もローリスクで、リアリティがあるのではないかと思う。

これもまた、目から鱗だ。

「社内で評価されても意味がない」という人は一定数いるし、

なんなら私もどちらかと言えばそうなのだが、

一般の労働市場よりもリスクなく成功できる、と考えたら確かに。

 

戦略として、生きるためのオプションの1つとして、こういった

生き方・戦略を学ぶのは改めて大事だし、何よりも面白い。

 

まだまだ戦略をアップデートできるなと感じたので、

まだまだ磨いていくつもりではある。

 

 

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい