さかなとかえる

徒然なるままに

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上司とまるで合わなかった場合

サラリーマンとして働く場合、だいたいの上司は自分の意思で決められないことがほとんどだ。

学校で言うところの、担任の先生みたいなものだろうか。

 

いわば、ガチャである。

 

なかなか合わない上司

その方は、社内では有名な方だった。

派閥ってほどではないが、人の好き嫌いが激しく、いわば合う人と合わない人が露骨になる方であった。

今まで違う上司に面倒見られていたが、異動になったメンバーで合わない場合は不満に思ったり、その不満を隠しつつ、出しつつのらりくらりやっているメンバーもいた。

 

・とにかくプライドがあり、メンツを気にする

・人によって好き嫌いがあり、嫌われると当たりが激しい

というタイプであった。ただ仕事はできるので、上司のようなハイレイヤー出会った。

 

上司とまるで合わなかった場合

結論、合わせるには2種類の方法しかない。

・上司を、自分に合わさせる

・自分が、上司に合わせる

これはケースバイケースによるが、異動や付き合って当初でのずれは、自己開示により、上司のマネジメントの細部を変えることはできると思う。

というか、上司の立場になったこともあるが、その細部を変えるだけで部下のパフォーマンスが変わるなら、上司にとってもやらない選択肢がないのである。

ただ、先ほどのケースのように、あからさま合わないということが長期間続いているのであれば、それは自分が上司に合わせる方法しかない。

上司側もプライドがあるというのと、立場の違いから、下が変えなければいけないという感じ。強いロジックはないが。。。

 

どうやって見極めるか

実例で自分の例を出すが、その上司は、過去OKを出した部分についても、その後修正をどんどん出してくる上司で、そこが自分は合わなかった。修正箇所について更にダメ出しを食らうのはわかるが、過去OKだったものにスタンス変えてダメ出しされるのは、もっと早く言えよと気にいらなかった。

 

その経験を一度行った後の、2回目が分岐になる。

そこで自分に上司が合わせてくる=この場合、OK箇所のダメ出しをしてこない、場合は、合わせてくれたと考える。

逆に、容赦無く変わらない場合は、3回目以降は、自分のマインドを変える。

「あぁ、OKしたところも容赦無く突っ込んでくるけどそういう上司だから覚悟しよう」と。

結果、自分のマインドを変えて、そういうものだと思い聞かせて精神状態を良好に保つ方向に進んだ。

 

合わせられなかった場合にどうするのか

自分が上司に合わせるといっても、プライド的な問題やスキル的な問題で、できることとできないことがあるのは理解している。

どうしても合わない場合は、それは個人にとっても会社にとっても損失であるので、上司や環境を変えてもらうようにするか、転職する、でいいと思う。

もちろん、上司は嫌だけどスキルは得られるので我慢する、というのでも良い。ただその場合はある意味で上司に合わせるという意味に近い。

ただ、合わせる努力もせずに、その決定をするのは勿体無い。

努力すれば歩み寄れたのに、その努力をしなかったのはそれはそれで個人にとっても会社にとっても損失ではないかと思う。

 

結局、先ほどの好き嫌いの激しい上司の下で働いていた、それも合わないメンバーは、一定期間経つと部署が変わったり、そのチャンスがなかったメンバーは退職していった。

どの環境でもパフォーマンスを高くするのがプロサラリーマンとしては理想だが、なかなかそううまいことも行かない場合が多いのだなぁ、と個人的には学びになった。

 

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