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【最終面接はほぼ合格?】転職について気になっていたこと13選

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実際に転職を経験してみて、転職前に気になっていたことがどうだったのか、簡単に自分の体験になりますが共有しようと思います。ちなみに、自分はビジネス職(総合職)です。

転職の最終面接はほぼ合格?

結論、割とそうでもないようです。

新卒就活の時よりも、転職の面接の方が回数・プロセスが少ない印象を受けました。

そのため、各選考フローできちっと見られている感覚でした。

オファーをいただいた1社の最終面接の時には、「5割落とす」とのことでした。

「逆に8~9割通るのであれば見る必要ないから」という説明だったので、選考フローとして設けられているからにはほぼ合格になることはなさそうです。

転職の履歴書は手書き?

結論、「どうでもいい」です。

全部PDFで提出しましたが、ポジティブでもネガティブでもありませんでした。

悩む時間があれば、PDFでフォーマットを作ってしまいましょう。

ちなみに、証明写真も私服で撮ってデータで使いまわしていました。

転職の際の志望動機、どうした?

色々試して、不合格なこともありましたが、「その会社で将来やれること」が自分自身の将来ビジョンに必要、というロジックが一番伝わる感じがありました。

あとは、今までやってきた仕事や成果をベースにして語るのも、オリジナリティがあって説得力が増すでしょう。

転職での面接での自己紹介はどうした?

名前から始まり、○○大学を卒業してから新卒で××に入り、、からはじめました。

キャリアはざっくり役割が色々あったけど3フェーズぐらいにまとめて概要を話しました。

面接官が聞きたい部分は、後でどちらにせよ詳細を質問されるので、あくまでサマリーを話せばOKだと感じました。3分ぐらいで十分でしょう。

転職の筆記試験はやった?

何社かで行いました。これは有名な話なので言いますが、リクルートグループの会社はSPIが必須です。

自分は新卒就活時代から全く苦にしていなかったので何もしていませんでしたが、苦手意識がある人は勉強して準備しておいてもいいでしょう。

転職に有利な資格は?

特定のプロフェッショナル職・ポジションであればわかりやすい資格がある方が有利でしょう。

自分が感じたのは、「英語力」でしょうか。英語がビジネスレベルでできる人はかなり選択肢が広いと感じました。もっと英語を勉強しておけばよかった・・・

逆に、それ以外については、そこまで重要ではなく、資格よりも職歴・仕事での実績を磨いた方が市場価値は上がると思います。

転職の際の退職理由、なんて言った?

よく面接で聞かれる項目です。類似質問で、「どうして転職活動をしているのですか?」もあります。

ネガティブな理由はそれだけでマイナスなので、できるだけポジティブな言い方にしましょう。

面接する側の心理からすれば、現職に不満があったりパフォーマンス出ていない人を採用したいとは思いません。仕事で成果を出していて、マインドもいい状態の人を、不満がない人を、それでも転職したいと思う人を欲しいのです。

「将来なりたい像を見返した時に、違う環境の方がベストになる可能性がある」というのが、無難かなぁと思います。自分も半年間試行錯誤していましたが難しいですね。。

転職・面接での逆質問は?

正直、逆質問が全くないのはちょっと印象悪いと思いますが、そこまで内容は見られていないのではないかという印象でした。

なので、ビジネスとして興味のあることを質問していました。ぶっちゃけ、面接という機会でしか会うことのできない人ばかりと会うのは、ビジネスパーソンとして素晴らしい機会だと思いました。

会社のマネジメントや文化、事業に対する価値観や基準など、個人的には興味があったので色々聞いていました。

転職で内定した後の保留期間は?

10人程度の転職エージェントと話していましたが、1週間が一般的な相場のようです。長くて2週間。保留期間までに返答が必要となります。

ある企業では、最終面接から1週間で内定通知書を作成され、そこから1週間後までが保留期間でした。

ただスタートアップのようにフローがざっくりとしているところは、結構待ってくれたりするようです。

企業によっては、内定を出した後にオファー面談を設けて、上長と会ったり、ポジションや具体的な業務についてすり合わせをする機会があることもあります。

転職の内定辞退方法は?

自分の場合、直接連絡したか、エージェントに伝えて辞退をしました。

選考の辞退もいくつかしましたが、それはメールベースで基本的に伝えて、内定の辞退は電話で行いました。

辞退は、いずれにせよ理由が聞かれるので理由も考え抜いた上で連絡するのが最終的な工数が少なかったです。

転職でかかる期間は?

数ヶ月はかかると見ておいた方がいいです。

転職サイト登録(dodaなど)→エージェント・カウンセラー面談→書類選考→面接→内定

書類選考の結果が1週間程度、そこから面接の調整で1週間、面接が2~3回あれば面接フローで1ヶ月でしょうか。

内定は上記の通り、最終面接から2週間程度となるので書類選考を始めてからは1.5~2ヶ月程度でしょう。

転職の給与交渉はどうした?

個人的に一番気になっていた転職時の給与交渉の話です。

ちなみに、今回は外資系は全く眼中になかったので、日系企業の話になります。

(外資系はまたロジックが違うみたいですね)

交渉を切れるカードは2種類になります。

①現職の給与が〇〇円だから、それ以上じゃないと転職しないというロジック

②他社のオファー年収が〇〇円だから、それ以上じゃないと承諾しないというロジック

①は、現状以上という金額を出させるプレッシャーがあります。

②は、現状よりもさらにランクアップした金額を出させるプレッシャーがあります。

例えば、前職が600万円で、A社が700万でオファーをもらえた場合は、B社がA社の金額を意識して750万を出す可能性があります。

 

正直、プレッシャーをかけても、結局年収は需要と供給のマッチングで決まるので、未経験の職種で200万アップなんかは現実的ではありません。

個人的には、未経験でのポジションについては①のロジックで進めて、経験している・今までの職歴のマッチ度が高いポジションを狙うのであれば②のロジックがいいでしょう。

このプレッシャーの仕組みを知っておくと、逆にやってはいけないことも明確になります。

①のカードを切るために、前職を辞める前に転職活動を行う。

②のカードを切るために、複数者の面接を進める。

ということが必須になるからです。

①のカードが既にないのであれば、復活することはどうしてもできないのでできるだけたくさんの企業を受けて②のカードを上手く切れるように立ち回りましょう。

少なくとも、前職の年収と同じ額のオファーを1社でもいただけたら、①と同じだけのプレッシャーをかけることができます。

アンカリング効果という心理学の現象がありますが、できるだけ高い数字だけを伝えて、それを基準にして交渉するのが常套手段です。

ただし、嘘はいけません。逆に首を絞める可能性があります。。

 

また、転職時の年収にこだわりすぎるのも、本質的でないと思います。最初の給与がいくらであろうと、結局は活躍するか活躍しないかで年収は時間が経つと適性に近づいていくはずです。

転職の際の住民税が二重に引かれる?

会社の給与の仕組みに依存するので一概には言えないと思いますが、前職の最後の給与振り込みの時に税金が二重に引かれていました。事前に言われていましたが。

これは不利でもなんでもなく、初任給であったり1年目の時に引かれていなかったものが最後に帳尻合わせで引かれる仕様のようです。

ここから言えることは、最後の給与は少ない可能性があるのでそれを考慮した方がいいということです。お金は計画的に。

以上になります。

あくまで自分の場合の話ですが、参考になれば幸いです。