学部4年生の時、彼女ができたこともなく、就活を失敗して部活も散々だった自分がたどり着いた1つの仮説があった。
「人は見た目が9割」という仮説が。
そしてアウトレットやら梅田に通い、ファッション面において俺至上最大の大型補強を行った。
メンズノンノとfudgeを毎月購入した。
特段すぐに結果がでたわけでもなんでもないが、
彼女ができて就職先もなんとか決まり、大学院での活動もそれなりにできた。
人は見た目が9割説というのはメラビアンの法則的なもので有名だが、場所を選ぶもののあながち間違っていない。
ただし、その仮説を自分が持ち出して4年ほど、最近になって新しい仮説が登場しつつある。
「人は戦略が9割」だ。
おいおいどういうことやねんということだが。
見た目を改善するにもなんでも、働くことも生きることも、戦略をもって行動するのが一番本質なんではないかといろいろ感じている。
ものごとがうまくいかないときは、だいたい戦略が悪い(戦略がない/戦略があるものの甘い)ことに気づいたのである。
例えば大学4年の時の自分は、ビジョン的なものだと彼女ほしくて就職先ほしくてなんか意義のある活動がしたかったのである。
それを実現するために、市場と現状の課題を踏まえて、見た目をよくすることを先に取り組んでそれなりの成果が出た。
そう。大事なのは戦略であって。
①まず何をかなえたいか。自分のビジョンというところだろうか。
まずここがないと戦略を立てられない。山の登り方を考える前に、どの山を登るか考えるでしょう。
②市場分析・競合把握。
就職したいのなら、そもそも就活市場ってどうだっけとか、自分のライバルってどういう人なんだっけということ。それぞれの市場の特徴があって、例えば就活市場と恋愛市場は全然違う。
幅広く分析できているのがいい。
③戦略策定
①②を踏まえて、どういう方法で山を登るか、だ。
色んな打ち手があるので、それを取捨戦略しながら、順番を考える。
大事なのは順番だと感じる。まずどうやって最初のアクションをして目標へ近づけるか。そしてそこからどうやっていくか。
ただある打ち手を適当にやるのではなく、ストーリーを作っていく。
例えばここ直近、2年ほど自分が取り組んでいたことは「仕事で信頼される人間になる」ということをひっそりと掲げていた。
①仕事で信頼される人間になる
②同期はディスカッションできるけど目立ちたがらないタイプ。またマインドもワークアズライフよりもワークライフバランス傾向にある。
③ワークアズライフ型生活を送ることで仕事できる感を出していく。
朝早くに出社して目立つ。夜遅くまで仕事をして、飲み会誘われたら飲みに行ってコミュニケーションを図る。土日も職場に行って目立つ。
修正点
残業残業うるさかったので社内日報を書くタイミングは早めて見せ方を無難に。しかし仕事はしていた。
毎回誘われる飲みに行ったら誘われ待ちだと言われたので適度なタイミングで、今日は仕事忙しいので~と断ることにした。7割ぐらいだけ参加するように修正した。
結果として「経験」について人よりも早く学べたので当初の目標はほぼ果たせた。
これからもあらゆることに対して、自分なりの戦略・仮説を持って生きることにより
自分の要望をかなえていきたい。