さかなとかえる

徒然なるままに

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台北への実地調査レポート

■レポートを書く目的

Perfumeが台湾でロケをしていたというので。

www.hadabisei.jp

 

この前行った台北の話でも書こう、と思った。本当それ以外の理由はない。

何よりもLCCは長身にはつらいと思う。足狭い。

 

■市街

なんかごちゃごちゃしている感はマニラに通ずるところがあるけど、治安がよい。

漢字読めるから喋らなくてもなんとかなるやろう、と思っていたが

ごちゃごちゃした漢字が普通にあるのでアルファベットの方が100倍わかりやすい。

ということに来てから気づいてしまった。

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いたるところに原付やバイクがある。朝の通勤ラッシュがすごい。

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朝市。歩きながら食べられるものがここでは少なくてビーフン食べた。

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5月頭だけど暑い。

渋谷でも今えげつないほどタピオカが流行っているが、

本場でも歩きながら飲んでいる人ばかりだった。

しかも向こうのレギュラーサイズが500mlぐらいあって、

とにかく分量が多い。

砂糖も多くて甘い。

 

屋台は安いのでどうやって儲けてるんだろう、何人ぐらい来ているんだろうと

フェルミ推定をしようとしていた。

逆にオシャレカフェは高いので観光客向けなのか現地の人向けなのか、

なんなんやろうか、とか思った。

あぁこの辺は東京で言う代官山やね、とか近しいところを勝手に決めつけていた。

 

お茶をしたり、マッサージもした。

占いやマッサージは完全に観光客向けのところで、日本語だし元号のこと知ってた。

 

当然ご飯は美味かった。火鍋や小籠包とか。

臭豆腐はノーチャレンジ。蟹を揚げたものとかうまい。

炭水化物天国だけどちゃんと意識しないとたんぱく質が取れない。

 

■平渓線

まずチケット買うのにちょっと苦労した。

日本語カタコトの現地の人が突然教えてくれてなんとかなった。

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ここでもストリートミュージシャンに出くわしてしまった。

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冗談抜きにランタンが1分に1個以上のペースで飛んでってて、

4色だと800円のランタンで10時間稼働したら1日40万はいくなぁ、とか

フェルミ推定。原価ほぼないやろからええ商売。

川に大量の落ちたランタンがあって環境どうしてるんやろう、

と思ってたらランタンのパーツを大量に背中にしょったおばあちゃんがいて

裏でランタン回収ビジネスしてるのかな?とか。

 

そして線路に平気で立ち入って飛ばすの、新鮮。

そして経済的な願い事は日本人なら宝くじとかなんとか、

外国人観光客も英語で寝て遊ぶ生活したいとか書いてて

欲望は各国そんな変わらんのかなぁと。

 

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ここは日本人ばっかだった。

道が狭い&段差すごいけど後ろを振り返ると海が見えたのがよき。

 

 

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大量のランタンはどこへ行ったのやら。

 

今回は行けなかったけど、野生の猫が大量にいる街とかもあるようで、

平渓線は色んな意味で面白かった。

 

■考察

とにかく、観光地は人が多いから行きたくないなぁと思っていたのだけど、

観光地のビジネスってめっちゃおいしいなぁと勉強になった。

東京でランタン飛ばしやっても儲からないだろうから。

そもそも法律上できるんかいなというのもあるけど。

 

昔ながらの伝統というブランド・付加価値でビジネスが成り立つ。

そして、それは一時の流行りではなく年数が経てばたつほど、歴史・文化として

ブランドが向上する。

サイエンスではない、アートの部分でものすごく面白い。

 

流行り・伸びる市場を狙う点で参考になるタピオカ市場と合わせて、

非常に興味深かった。

やっぱり実地調査しないと感じられない、考えが変わらないことがある。