先日、インタビューを受けた。
その時のお話。
その依頼してきた組織は、どうやら就活を終えた人についてインタビューを行っているらしいもの。
就活の話とか、内定先の話についてインタビューさせてください!という感じだった。
まぁ謝礼をいただけるということで、アルバイトの一種として快諾(自分で言うのもなんだが)した。
やりとりから、すべてが自分自身のインタビューの参考にもなる。
インタビュアーとインタビュイー
インタビューというのは、インタビューする側の人間とインタビューされる側の人間がいて、初めて成り立つものである。
インタビューする側のことを、インタビュアーと呼ぶ。
インタビューされる側のことを、インタビュイーと呼ぶ。
インタビュー前
この依頼自体が電話で依頼されたのだが、まず電話の声が小さい。女性の声だった。
インタビューどうでしょうか、いかがですか?って言われたのだが、その前に話すことがたくさんあったじゃん、と思わずにはいられず、「え?これだけでは判断が・・・」ってなった。時間とか謝礼とか、内容とか・・・
テレアポの第一印象はよくなかった。
その後にこちらから質問をすると、時間やら詳細を話してくださって、メールでも確認してようやくなんとかなりそう、っていう感じだった。
インタビュアー(インタビューする人)の情報も得たのでググったら、なかなかエリートな大学生の方だった。それであの電話かよ??と思うとなんか残念だった感じもあるが。
インタビュー
インタビューを受ける人のことをインタビュイーという。
この時は自分がインタビュイーになる。
普段インタビュアーである自分は、この場ではインタビュイーでありながら、どういうインタビューを受けるのかがだいたい想像できる。
最初にタイムスケジュール・内容についてのアジェンダ。
次に、事前情報の共有。互いの共通点などから話を盛り上げて、緊張をほぐすアイスブレイクなど。
大方予想通り。でも、インタビュアーがあまり慣れていなかった印象だったので、インタビュイーとしてその辺は無知っぽさを終始出すことにした。
そして本題に入っていくのだが、それがなかなか難しい。
テーマがテーマなだけに、就活の話、結構自分が忘れているというのが大きかった。あれ?もうちょっと話出てこないかなぁ?って何度思ったか。
それで話が詰まったりすると、インタビュアーが「こういうことですか?」のように投げかけてくれる。それ自体はいいことなんだろうけど、ちょっと話しすぎて話がかぶる機会もあった。
自分がインタビュアーになると、基本一方的に話させる。その分、気持ちよく話させる努力をするわけだけど。
今回のインタビュアーは、対話から話を引き出すのかな?とか思ったり。
インタビューは終始へりくだられて、自分自身はそんなに気持ちがよくなかった。この気持ちは、インタビュイーになって初めてわかった。なるほどと。
それもあり、そして大した話ができないということもあり、申し訳なさもあった。
なぜだろうか。
まぁもともと大した話なんて自分の中には1ミリぐらいしかないし、相手もそんなのを期待していないんだろうけど。
「自分は将来こうしたいから」とか、「会社と自分のビジョンが~」とか期待されていたら、申し訳なかった。そんな人じゃないんで。
インタビュイーとして心がけた方がいいこと
この経験を踏まえて、インタビュイーとしては事前に話す大まかな内容を準備しておいた方がインタビュアーにとってもインタビュイー自身にとってもいいことだと感じた。
インタビュアーとしても話してくれた方が素材としては色々できるし、インタビュイーとしても突然回答を用意して変な話になるよりかは、準備しておいた回答の方が時間をかけて考察できるので安心できる。
何より、準備したという気持ちが、インタビューの緊張を和らげるなぁ、とこの機会で感じることができた。
まとめ
なんだかんだで、インタビューに関してとても勉強になった。
インタビュイーってやはり緊張する。うまく話せるかなぁ?と思うし。その気持ちをわかってあげるのがインタビュアーにとって必要不可欠なのであろう。
心理的安全性というやつか。
初対面とかそれに近い人に情報を出すのは無意識に怖いと感じるのだろう。
本当にインタビューをうまくするには、自分自身がインタビュイーの立場になってみるのはいいと思う。