大手企業の向いている/向いていないはわからないが、
ベンチャー企業に向いている/向いていないはだいたいわかってきた。
3年目になり、プレイヤーという立場もマネジメントの立場も経験してきた。
ベンチャーに向いていない人とは・・・
■マインドとして「そこそこでいい」と思っている人
ベンチャーに限らず、どこの会社もこういう人は不要だと思うが。
仕事をしたがらない人はいらない。
飛びぬけてやろうというマインドを出す必要はないが、少なくとも
内に秘めていないといけない。
■自分で学習できない人
その裁量権を発揮して、経験を積んだところで
学習ができない人は同じ過ちを起こす。
上司からのFBも大事だが、そもそもその機会を作り出したり
自らで改善できる人が、裁量権を与える価値がある。
言われたらやるという人は、しっかりとしたマネジメントができる環境ならいいが
ベンチャーの場合、たいていは仕事が多くて手が回らない可能性が高い。
そうした時に、自分で学習できない人は成長が止まる。
■言われたことをこなさない・やらない人
意外と見過ごされがち。
ベンチャーでは言われたことをやるだけでは不十分だ!と
巷で言われることが多いが、そもそも言われたことすらやれない人は論外である。
そういう人は信頼を得られないため、裁量権を得られず成長スピードが遅い。
なので、言われたことをやることが苦手だからベンチャーに行きます、というロジックは
やめといたほうがいい。
なんならサラリーマン向いていないから改善したほうがいい。
■仕事が嫌いな人
仕事が嫌いな人は、休みは充実している。
仕事が嫌いな人は、だいたい朝出社ギリギリに来る。
休日はキラキラしているが、そんなキラキラな自分に酔いつつも、
楽しいベンチャーライフを満喫している。
仕事はできないが、会社への愛着はある。
どうだろうか?
もちろんそういう生き方もあっていいと思うし、
当の本人にとっては幸せなのかもしれない。
ただ、ベンチャー企業に「向いているか」という観点で言えば、
「向いていない」。
言われたことをまずはこなして、自分で学習していって経験をもとに
自分で仕事を作り出して結果を出す、これがベンチャーだ。