細かくは読めていないですが、すごい本だと思いました。
少し前?1年ほど前にいいという話を聞き、とうとう重い腰を上げて読んでみました。
この本を読むだけで、感覚を刺激されるような体験だと感じてしまいました。
スーパーマリオやドラクエといった著名なゲームの要素を例に出しながら、ゲームデザインという話をしているのですが、非常に面白い。
そして、細かい背景やキャラクターの特徴を描くことについても、意図があって、デザインってここまで考えてやるものなのか、と思いました。
正直、デザインはアート的な要素が強い印象を非デザイナーとしては持っていました。
しかし、サイエンス的な要素も普通にかなりあるな、という思考の変化をもたらしました。
私もいくつかサービスをプロデュースしたり、新規事業を作りあげたりしていますが、もっとユーザー体験をデザインできる余地はかなりあるのだな、と本を読んで思いました。
きちんと、雑ではなくユーザーが遊ぶ設計を考える。
そして、その通りにできているかをトラッキングして、検証する。
そういう意味では、たくさん検証できる環境だったり、スキルに希少性があるのでは、とも感じています。
1ヶ月かけて実現できるのと、1週間かけて実現できるのでは4倍のサイクルスピードが異なります。
直感・驚き・物語というフレームワークもユニークで興味深かったです。
体験の作り方、意識してみたいです。
