のだめカンタービレの映画版、前編のところだけを観ました。
確かいつかテレビで放送されていたのを観たことがあるので、2回目です。
元々原作も16巻ぐらいまでは読んだことがあるので、大体話はわかるのですが、
それもしばらく観ていなかったので、また新鮮な気持ちと、懐かしい気持ちになりました。
千秋の指揮者コンクール優勝後の話ですね。
マルレオケ、とてもいいですよね。団員の人間味があって。
ベビーシッターの代わりをして、娘さんがパパを語る部分が最高に好きで泣けます。
あまりエピソードではありませんでしたが子どもの面倒を見るファミリーも。バソンにこだわるメンバーも含め、色んなこだわりや価値観を持ちながらも音楽が好きでそれに向かっているというのがいいですね。
コンマスも不器用ながらに想いがある部分も好きです。
また別の方向で孫Ruiが人間味があるところも味が出ています。
いくつか伏線というか論理性に薄い部分もありますが、全体的に良かったです。チャイコフスキーの演奏シーンにこだわっていて、尺をとったというのが感じられました。
あれだけ練習したから怖くない、もう既に怖いから。というメンバーの話、またこれもいいです。練習たくさんしようと思わせてくれます。
一方でのだめは相変わらず不安定な感じがすごく。焦る気持ちは千秋同様にわかりますが。
でもトルコ行進曲はとてもいい響きが出ていて、ここもこだわりを感じました。
やっぱりマルレオケの皆さんのエピソードと、コンサートに駆けつけた家族の表情が良かったです。
音楽映画あるあるですが、ドラマがあった中での演奏会に駆けつける家族って泣けますね。