川口元郷から歩いて行ける、旧田中家住宅へ行ってきました。
いわゆる昔の豪邸というやつです。
住所は埼玉県川口市末広1丁目7番2号。意外と道路に面していて、割と普通のところにあるという印象でした。
川口元郷駅には初めて行きましたが、川口元郷の付近は工場とかが多いのですね。トラックが走る道が大きく、またトラックがガンガン走っていました。
川口市立文化財センターが運営しているようです。入場料は大人210円。
中にはひな人形が大量に置かれていました。
明治時代から最近までのあらゆるひな人形が集結していました。
個人的にはおそらく20年ぶりぐらいに見た気がします。
ひな壇は7段と決まっているのか、というレベルで見ていませんでした。
ひな人形それぞれ、表情や持っているものや柄など、細かく設計されているのだなぁと思いました。
また旧田中家住宅は3階立ての住宅。
家も見学できました。
下の写真は1階の広々とした和室。宴会場でしょうか?
和室を見ることもあまりなくなったので、懐かしい感じがしました。
1フロアに部屋5部屋はありそうでした。一体何部屋あるのか・・・
洋室もお洒落で、和室も完備。
この旧田中家住宅は大正に作られ、昭和に増築をされたようです。
なので年季は入っていました。
四代目田中德兵衞(明治8年~昭和22年,1875-1947)が味噌の事業を始めて、お金持ちになったようです。
当時の味噌のスタートアップ・味噌ベンチャーといったところでしょうか。
建築費用の総額は18万円で、これは現在の金額にすると2億5000万円ぐらいなようです。
現在の金額で18万であれば、筆者もあるのですがw
さておき、話が逸れましたが、旧田中家住宅には庭園と茶室もありました。
この日は天気が非常によく、歩きがいがありました。
写真の茶色い建物が旧田中家住宅です。
新しいマンションが後ろに写っていますが・・・
こちらからは和室が見えます。
いやぁ、こんな家に住んでみたいですね。
でも、掃除が大変か・・・
そんな感じで、1時間ほどで全部じっくり見れるぐらいのコンパクトさでした。
川口にこんなところがあるとも全然知りませんでしたが、楽しかったです。