☆はじまり
・チームでは主体性、自由を重んじる
・どんどん部下から提案してくる
・研修なんかしなくても、やる気ある人なら勝手に勉強するからその支援をする
こういう組織がいいみたいなことを、いくつかの本で読みました。
もちろん一般性はなくて、これは「主体性のある人しかいない」組織の話だなぁ、って思います。
いわゆる「優秀な人材」を確保した組織だと思います。
それこそGoogleとかの話だと。
☆てきとうに考察
「優秀な人材」が持つ主体性の要因は何か?どうやらGoogleのようなオフィスや働き方にしたら主体性を持つかっていうとそうでもなさそうです。
『How Google Works』というGoogle関係の本を呼んだところ、どうやらそういった会社は優秀な人材しか会社に入れていないらしいです。当然といえば当然ですが。「優秀な人材」同士の信頼関係みたいなものが、上記のような文化を作っているのかなぁ。
だから、一般の組織にはたぶんあまり参考にならないなぁ、と実感します。
逆にいうと、「優秀な人材」さえ確保すれば、あとは事業とかはうまくいくような気がします。そのようなフェーズに出会ったことがないので仮説にすぎませんが。
つまり、「人」が大事。はじめからセレクションしろと。
すべては「人」の確保かなぁ。
その「優秀な人材」を確保するために、組織は必死で囲い込みするわけ。
セレクションできるくらい、魅力ある組織に(少なくとも外には)見せなければならないわけです。
まぁこれはいいのです。
・じゃあ、「優秀な人材」でない人は組織でどうするか?
という問題と、
・「優秀な人材」って、生まれた瞬間から「優秀な人材」なのか?
という疑問が生まれました。
このあたりがもやもやします。
とにかく、自分みたいな優秀でない人材は、ある程度言わないとわからないし自主的に勉強もしないなぁ、と振り返っています。
主体性って教育することができる派/できない派に人によって分かれる感じがあります。
教育してもいいけど、でもやっぱり意識を変えるためには環境を変えた方が早い気がします。早い気しかしません。
☆ぐちゃぐちゃしたけどまとめ
・Googleが素晴らしいといっても、Googleみたいな組織で動かすのは「優秀な人材」でない人材がいる限り厳しい
・一般の組織だと性悪説の考えから飴と鞭(研修的なものと拘束的なもの)で動かすのがよさげ?(ex.退職金、福利厚生、残業/定時という概念)
・主体性のある人間が客観的正義だとは思わないが、結果的にそういう人を集めた方が事業はうまくいくと思われる。いい人を集めるのが正義。だからPR戦略とかで組織のブランディングしていい人に入りたいと思わせるのが正義。
長期的に考えたら、結局広報とかブランディングなんだよなぁ、そしてそういうことができる人を確保するための(以下無限ループ)・・・